外国人技能実習生/送出し国、それぞれの事情

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2019年4月を目標に政府が先頭に立って進めている外国人労働力の受け入れ策拡充は、人手不足に悩む中小企業にとって福音となっています。但し、政府の思い切った施策に応えるように、日本への労働力の派遣に積極的な国も有れば、なかなかマッチングが上手くいかない国もある様子です。お客様や海外送出機関の方々から伺った情報を報告させて頂きます。

目覚ましい進捗を示しているのはベトナムです。先般、政府間で介護人材受け入れ拡大で合意し、1年以内に3,000人、2020年夏までに1万人と言う意欲的な目標設定に代表されるように、今一番旬な二国関係と言えるでしょう。介護以外の分野でも従来から「勤勉」と評価の高いベトナムの技能実習生については、今後も大いに期待したいところです。

また、最近は以前ほどの勢いは無いかも知れませんが、中国からの労働人材の供給も依然有力なパイプと言えましょう。「中国の人達は所得水準が上がったから、もやは日本には来ない。」と言った噂も耳にしますが、沿海部と比較してまだまだ発展途上の内陸部の各省からが、労働者側も日本で働きたいとの要望が多いようです。敢えて言うならば、日本で比較的高額な賃金を得ても、日本に住めば生活経費もそれなりにかかる為、中国の地元で得る収入と生活費のバランスから考えると、昔のように日本で働く方が圧倒的に優位と言う事は無くなったと言う事だと思われます。

新興国としては、民主化が成功し新しい国の形を模索しているミャンマーなども有力な候補かと思います。但し、中国やベトナム、フィリピン、インドネシアなどの既に太いパイプのある国々と違い、一から始めねばならぬ難しさはあり、あるお客様の所では「国からの推薦が、もう1年も店晒しになっており、現在、見通しが立たない。」と言った事例もある様子です。同社の社長さんは既に何回もミャンマーに行かれ、具体的に採用予定の技能実習生候補との面接も済ませています。候補の若者たちも日本で働くことを楽しみに待っているのですが、正直待ちくたびれてきている様です。

以前、日本の海外労働力受入の消極性を揶揄して、「台湾では3日、韓国なら1週間で出る許可が日本では1年掛かる。」と言った都市伝説もありましたが、今や政府の姿勢は大転換しています。願わくば送出し国の政府の方々に自国の若者の海外飛躍の夢を奪わないようにして欲しいと願うばかりです。

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