持続可能な開発目標=SDGs(Sustainable Development Goals)(5)

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このブログ、「こちら外国人労働者の人事部 はじめて外国人労働者を受入れる人事部のためのブログ」はどうしたら外国人労働者の人たちが「安全に」、「心地よく」働けるか?のソリューションを探っていく企画です。それが達成されれば、我田引水かも知れませんが、SDGsの17の目標の内の複数の目標を達成したと認識され、達成された企業のCSR的にも国内外から大きな評価を頂けると思います。

 

今回も㈱レスポンスアビリティ(https://www.google.co.jp/)の足立直樹代表のメルマガからの記事を紹介させてください。パリ協定、SDGsに続き「サーキュラー・エコノミー」がグローバル企業の共通認識になっていくようです。

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この2週間ほどシンガポール→ロンドン→パリ→バンコクと海外を渡り歩いていました。

生物多様性関係の会議に出席することが主な目的だったのですが、様々な国の方々が集まって会議が開催される際には、当然ながら共通言語が必要になります。参加者が共通して理解できる英語を使うことで、多くの場合それは英語ですが、もともと異なった言語を使っている人たちでも相互に理解ができるわけです。現地語との通訳が入る場合でも、英語を介することで効率的な通訳が行なえます。これが共通言語の力です。

けれども、今回の一連の会議ではもう一つ別の共通言語があったように感じました。何かお分かりでしょうか? それは、「SDGs」です。どの会議でも、必ず何かしらSDGsに関連した議論がありました。しかし、単に話題になるというだけではありません。

「SDGs」とか、「17の目標」とか、「グローバル・ゴール」という言葉が出てくると、会場にいるほとんどすべての人が、その内容、背景などを瞬間的に思い浮かべることができるのです。追加の説明は不要なのです。まさしくこれは共通言語と言って良いでしょう。

日本でも企業がSDGsにどう貢献していくべきか、様々なところで議論が行われていますし、既に実践に実践を始めている企業も多いと思います。SDGsというフレームワークの中で、新たな流れが、世界中で同時多発的に生まれていることを感じます。

なのでSDGsが世界の共通言語、ビジネスの共通言語であることについては異論はないと思いますが、実は今回さらにもう一つ、世界の共通言語が生まれつつあるのではないかと感じたものがありました。それが何であるか、想像がつくでしょうか?

それは… 「サーキュラー・エコノミー」です。ご存知のようにこれはEUの経済成長戦略です。単にリサイクルを進めるということではなく、新しい経済を作ろうという欧州全体の政策です。ですので、ヨーロッパの企業はSDGsやパリ協定などと並んで、必ずサーキュラー・エコノミーについての目標や、それに沿った活動計画を持っています。ここまでは不思議ではありません。

一方、アメリカから来てる方からも、けっこうサーキュラー・エコノミーという言葉を聞いたのです。ちょっと不思議に思って訊いてみたところ、この言葉はアメリカでも欧州とほぼ同じような意味で使われており、また、その実現に向けてかなり熱心な議論が行われているとのことでした。

さらにはたまたま隣り合わせたタイのビジネススクールの先生からは、おそらく環境以外が専門だと思うのですが、サーキュラー・エコノミーとリサイクルはどこが違うのかよくわからない、という質問を私がされたりしました。タイではまだそれほどこの考え方が浸透はしていないようですが、少なくとも言葉はご存知のようでした。

つまり、サーキュラー・エコノミーも、SDGsやパリ協定と並んで、世界のビジネスの共通言語になりつつあるのではないでしょうか。さらに重要なことは、サーキュラー・エコノミーはSDGsと同様に企業が進むべき方向性を示しているだけではなく、より具体的で明確な経済や産業構造の到達点を示していますので、パリ協定と同様にビジネスが満たすべき世界共通の条件になる可能性があるということです。

と言うのは、SDGsは企業にとってはボランタリーに解決すべき問題の大体の方向性を示しているに過ぎません。もちろん強制力はありません。しかし、サーキュラー・エコノミーはそれより遥かに明確に課題を私たちに突きつけています。したがって、サーキュラー・エコノミーは、強制力を持つ、SDGs以上に大きなフレームワークになるはずです。サーキュラー・エコノミーに対してきちんとした解を与えられない企業、特に製造業は、今後は世界市場の中で生き延びていくことが難しくなるのではないかとすら思います。

いずれにしろ、パリ協定、SDGs、サーキュラー・エコノミーが、これから企業が進むべき方向や解決すべき問題を指し示す共通言語であることには間違いないでしょう。ぜひあなたの会社でもこうした世界の共通言語を正確に理解し、対応していただきたいと思います。

これは単に世界のビジネスの流れから落ちこぼれないようにするという消極的な意味あいではありません。この世界的な共通言語を社内の共通言語に、あるいはサプライチェーンでの共通言語にすることで、御社内においても問題を確実に共有し、自分たちが進むべき方向性を確認し、さらには様々な部署や関係者とのシナジーが起きることが期待できるからです。

国際会議に限らず、共通言語があることは非常に役に立ちますが、逆にその共通言語を使えないと大きなハンディを背負うことなります。御社の中でこの3つの共通言語をしっかりと浸透、定着させることを目指していただければと思います。

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